時のあとさき
秋葉竹
知らないと
云い切ったあと目を伏せて
あした小雨になれよと希う
逆流と
いうほど強いことじゃなく
ただ不正義に血が騒ぐだけ
ホリデーに
街のイルミを愛で歩く
夜の寒さは寒さのままで
クリスマス
なんてそのうち過ぎるから
あと何日とか騒ぐな世間
聖夜には
こころが綺麗になるという
嘘でもいいからそうありたいな
まだまだの
寒さを毎朝噛みしめて
まだ底じゃない?真冬はいつから?
タイミング
だけが大事と想ってた
そんなわけなく愛を逃して
短歌
時のあとさき
Copyright
秋葉竹
2025-12-18 21:32:02