しばれる朝
杉原詠二(黒髪)
羽ばたいた鳥
空目指して
長い時に
風に舞い
円描く
やがて
枯葉は落ちて
かさり
冬を見渡す
しばれる朝に
日が昇る
手を叩いて
迎えよう
空気が肺に入って来る
自由詩
しばれる朝
Copyright
杉原詠二(黒髪)
2025-12-16 21:50:18