レーザーメス
杉原詠二(黒髪)

夢から醒めて
高鳴る胸
騒がしい朝

太陽が呼ぶ
唇舐めて
制御された
街の通り
陰で自由になる

いつか
サボテンの上の日のように
許されるときがくる
きっとくる

目を開けたら
同じ夢じゃないって
誰かが言ってくれるはず
唇を開けて
言葉が浮かばなくても
腹立ちまぎれに
衝動的に

一点に集めたエネルギー
切り開く指先の
レーザーメス
精神の一貫性に
光を与える


自由詩 レーザーメス Copyright 杉原詠二(黒髪) 2025-11-29 21:00:31
notebook Home