独り言11.23
zenyama太郎
○「選択社会」
自動販売機の前に立つと
僕はいつも選択に迷う
喉をうるおすだけなのに
多くの選択肢がある
ある時面倒くさくなって
パッと見てパッと押したら
飲みたくない飲み物だった
ある時一つ一つ丁寧に見ていったら
一番から五番まで
同じ牛乳だった
親父の葬式の打ち合わせでも
選択に頭を悩ました
ホールの大きさから始まって
棺 骨壺 霊柩車 香典返し 食事など
仏様そっちのけで
選択に時間を費やした
地元の友人が助言してくれなかったら
もっと時間がかかったであろう