友達  もっぷ
梅昆布茶2

君を書かないよ

すでに詩なのだから

君を変えないよ

すでに風なのだから

君を思わないよ


できるわけがないじゃないか

今日も見上げるよ

空の白い雲のあたり

口笛を吹きながら


未だ黒いワンピース姿の

私はわかってる実は雲を

あの鳥の両翼に任せても
友達はいない

何もかもが夢で何もかもが

友達

唯一無二の君のことは

神様からの素晴らしすぎる白日夢

こんな私でも

起こさないで欲しかった

それでも君は唇を噛んで

友達でい続けるのだろうか?


自由詩 友達  もっぷ Copyright 梅昆布茶2 2025-10-17 19:47:31
notebook Home