祝祭
りつ
鈍角の麻痺を潜り抜け
鋭角の鋭さに息を喘がせる
約束の指輪に秘密を閉じ込めよう
夜明けの蒼を見つめていると
円環に曲がりくねり
やがては結ばれることを
信じてみたくなる
新しく生まれ出ずる呼吸たちが
新陳代謝を始める
おめでとう
またここから始まる物語
今日は私の祝祭
自由詩
祝祭
Copyright
りつ
2025-10-13 03:26:49
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