朝露
佐白光


 朝の空気が変わった

 目覚めるとついつい毛布をかぶってしまう

 いつの間にこんなに寒くなった

 連絡もなしで冷やさないで

 太陽の光がすきまから差し込む

 葉につたう朝露が微笑む

 窓を開けると

 『また明日』と声が聞こえた

 

 


自由詩 朝露 Copyright 佐白光 2025-10-10 10:01:41
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