(糞俳句)
R
糞ありて 四季もまたあり
菜の花に
撓垂
(
しなだ
)
れ掛る犬の糞
糞踏みて叫ぶ声あり花の陰
この窓へ糞かけたるか
巣立鳥
(
すだちどり
)
山路
(
やまじ
)
に糞あり丸かりて汗拭う
炎暑の墓地や鹿の糞
風解
(
ふうかい
)
す
夏の夜の草むら探り糞拾う
白菜を剥けども剥けども虫の糞
落ち葉ごと拾う糞に温もる手
霜晴れの牛糞は湯気もうもうもう
鳩どもの糞にも霰跳ね踊る
門前に
凍
(
しば
)
れる糞よ狐たれ
雪解けは犬の糞より進むらし
俳句
(糞俳句)
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R
2025-10-03 23:49:06
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