まっすぐ
秋葉竹



「あすは、晴れるから」
だれかやじぶんを慰めるときに使う言葉

でも、これだけ毎日毎日晴れつづけると
雨が恋しくなる


トラックが通ると揺れる家
夜明けのカラスの鳴き声
髪を染めたひとが隣にいる電車
知らないひとと目があう距離感
どこにもいるけどみえない神さま
やむことのない争いの日々
部屋にぶら下がってる白いカッターシャツ
足早で駆け抜ける懐かしい商店街


朝、起きるといつも想う

おおきく息を吸い込み
ゆっくりと吐き出して
キンキンに冷やした一杯の水を飲み干し
ひらけようと想う新しい世界


それは、晴れていようが
たとえば雨でも世界は変わらずそこにある
「勝ちたいけれど、負けることも、ある」
それだけ押さえて前をみて
まっしろな世界を生きてゆきたい


応援を
するのもいいしされるのも
大好きだからまっすぐがんばる









自由詩 まっすぐ Copyright 秋葉竹 2025-08-29 07:41:43
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