下北沢駅
降墨睨白島(furusumi geihakutou)

線路の向こうのあなたは
サヨナラも言わない
手も振らない
笑顔抱く涙顔で
じっとこっちを見てた
二十代の別れは
初恋よりもせつなくて
大人じゃない分
震えてた僕
そんな下北の町


自由詩 下北沢駅 Copyright 降墨睨白島(furusumi geihakutou) 2025-08-04 23:37:09
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