晴れのみが いい天気とは限らない
こしごえ
青空は深いが、
こまかいことにとらわれている私は
つまらないのであった。
とらわれないようにすることにも
とらわれないようにするには、
今ある問題と向き合うことだ
もちろん
バランスをとりながら
青空は深くて美しい
その時その時に
私を
見守ってくれている
青空へ
つぶやく
「悲しい」
色々な意味で
有り難いな
がんばるしかないのだけれど
弱音を吐いてしまう私を
青空は黙って
見守る
青空よ ありがとう
時々思うけれど
自分にだけ都合のいい
神なんて無いよ
それでも
神や仏に手を合わせるのです。
曇りや雨の日は、
曇りや雨の日を
味わおう
それらもいずれ心の糧になるだろうから、
場合によっては、
晴れのみが いい天気とは限らない
※ 初出 2025.07.31 日本WEB詩人会