詩想、無限反復・ざぁざぁ サァ!!
ひだかたけし
雨打つ夜陰、
ただ寂し
他者を求め
他者現れず、
苦し 、
孤独と云うモンスターと対峙し
絶望の自分に絶望仕切りて
あゝまた自意識目醒め壊れた
あの悪夢の根源悪の
三歳時から何も変わらず*
自らが敷いて居る、この宿命
(人は大抵それを先天性精神疾患と規定し葬り去り、
ブラック・ボックスの開示には決して立ち会わない責任回避)
雨打つ宇宙の夜陰に
寂し 何れまた逢う事となる勘違いよ
綺羅びやかなステージ(スター)なんて要らない
自分自身ガそのステージ・スターで在るが故に
さぁ!サァ!!ざぁ⇄
*ひだか作品、『〈根源悪〉の原体験/異邦の恐怖』を参照して下さい。