詩想、永遠なる無限・触れていたい夢幻*
ひだかたけし
苦痛から解放されている時間に
異者が居る、
私のなか
自らを思考する
異者ガ居る 、
苦痛に繋縛され始める折に識る
(影の様な声が次第にはっきり響き入り出し)
私の中で宇宙が自らを思考する 、
人は何時から自らの思考を
自らだけのものとし囲い所有したのだろう
思考それ自体が死んでしまった瞬間に
この世に繋縛され切ったその瞬間に
苦痛とは、すなわち、オノレ
この世へ繋縛され切った事の証なりと。
*”YUMEGIWA LAST BOY”(SUPERCAR)より引用