詩想、永遠なる無限・触れていたい夢幻*
ひだかたけし

苦痛から解放されている時間に

異者が居る、
私のなか
自らを思考する
異者ガ居る 、

苦痛に繋縛され始める折に識る
(影の様な声が次第にはっきり響き入り出し)

 私の中で宇宙が自らを思考する 、

人は何時から自らの思考を
自らだけのものとし囲い所有したのだろう

 思考それ自体が死んでしまった瞬間に
 この世に繋縛され切ったその瞬間に

苦痛とは、すなわち、オノレ
この世へ繋縛され切った事の証なりと。





*”YUMEGIWA LAST BOY”(SUPERCAR)より引用





自由詩 詩想、永遠なる無限・触れていたい夢幻* Copyright ひだかたけし 2025-07-05 19:29:10
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