ポンコツ
りつ
もしも私が
母の言う通り
地元の大学に行き
教職員か公務員になり
家柄・学歴・収入
すべて母が認めた男性と
お見合い結婚をし
子供を二人くらい産んで。
そしたら
こんなにぼろぼろにはならなかっただろうけど
ごめんね
やっぱり
今の方が充実してます
自分自身で選んで生きてきた
それが何よりも
誇らしい
喫茶店で働くことをも
「水商売」と馬鹿にしていたあなたたちには
勘当されて当然の生き方だとしても。
私は
予め敷かれたレールの上を
どうしても走れなかった
ポンコツですが
そんな自分を
気に入っています