永遠にさようなら
栗栖真理亜

定時制高校生にとって憩いの場である図書室で
まだ柔らかな十代の心は凄まじい音を立て壊れた

国語教諭は自身が受け持つ生徒を【救いようのない輩】だと

〝永遠にさようなら〟
同じく嘲笑う図書教諭にも背を向け走り去った


自由詩 永遠にさようなら Copyright 栗栖真理亜 2025-06-24 21:50:44
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