誤字
月乃 猫



葵 奏楽の舌

かぎりない飴がふる

子どもたちは、慶びにそらのむこうの店(てん)をあおぐ

大人たちは、亜麻色それを 輝石とよんだ

化体それをひとつほおばり

まちがいの阿字をたしかめる

Sazukell@retaその不知火 紫陽の花のいろ

はてしなく

歓謝するひとの群海 並み 南海が

どこまでも どこまでも

つずく







自由詩 誤字 Copyright 月乃 猫 2025-06-24 09:17:41
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