フューチュラマ
ひだかたけし
遥かな静かさの声に
耳を傾けてみれば
自らが今に在ること、
過去からの行為
今生を貫き頭部へ
滲み拡がり幾重にも
未来未知へ棚引き入りつ、
静かさの声の尚も遥か
此処に響き輝き放ち
初夏の水辺の刹那の永遠 、
この世あの世に架け橋渡す
ひたすらな輝き光り放つ
我が意識の奥処から
落ち着き払う吐息漏れ、
色々な色彩舞い飛ぶ
宇宙の無限変転する想い
交差し交流躍り雪崩れ落ち
今に不断に気付かれることなく 、
確在るこのイノチ枝分かれし地平へ
お互い愛し合う処に想いの浸透すると