夜想、ヴァーク
ひだかたけし

脳髄に
絶えず影踏みしつつ
自らを貫くもの、

この私と云う意識の
舞台にて
その生動スル想い
響キ聴く

過ぎゆくものノその根音 、

残響させては

絶えず絶えず逃れるものを


自由詩 夜想、ヴァーク Copyright ひだかたけし 2025-06-19 22:24:25
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