ここ最近、KID FRESINOにハマってる。
コイツすげー才能あるよな
https://www.youtube.com/watch?v=fI9HiPzz8ro
KID FRESINO - Eazy Breezy @ 森、道、市場 2018
※「なんでこんな焼肉屋の店員みたいな格好でもおしゃれなんだ」
てコメントがあったw
最初に白状するがあの偉大な第1次ジャパニーズヒップホップ
ブームを最後に筆者のアンテナは長らく休止状態にあった。
何の因果か、ラップとの関係が冷え込んでいくあいだに邦楽の
輸入文化全体が氷河期に突入し、その空白を埋めるように台頭
したのがAKB48を頂点とするアイドル/オタク文化だった。
そんな時勢への抵抗として追いかけていたのが局地的ながら
堅牢な視聴圏を形成していたKANDYTOWN周辺である。ただその
きっかけはベースボールベアーとの共演で名前を知ったRyohu
で、つまり、筆者はひたすらにミーハーなのである。
「おすすめ」アルゴリズム頼みでヒップホップを語ろうという
暴挙、なにをどう語ろうとも天下の奇観を呈するのはもとより
覚悟の上であることをご承知頂きたい。
フレシノにしても昨年末、駅伝中継のチューブ広告で偶然耳にし
慌ててdigりなおした程度である。ゆえに、彼の創作をポップ史
の大きな潮流へ位置づけるには筆者の蓄積はあまりに心許ない。
試みたところで、素人めいたコメントに終始するのが関の山だ。
けだし邦楽の輸入文化には常に独特の振り子の揺り戻しがあり、
その時節の旬を、そしてマイルストーンをどう捉えるのか?
ここから先が次なる考察の出発点となるだろう。
(以下、加筆予定)