ぬるいコーラに耽る夜
神奈備亭
神様の吐き出したコーラみたいに
スワスワした雨の中を、君は平然とやってくる
べったり甘ったるく掠れた声で、
私のシャツを染みだらけにして
口づけは、互いを飲み込むように夜明けまで
気が抜けきってしまうまで。
今では 君に会えない夜は 狂いそうなほど、
ぬるいコーラに耽っている。
自由詩
ぬるいコーラに耽る夜
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神奈備亭
2025-06-02 16:00:19