学問が目指すもの
aristotles200
・無、とは何も無いことではない。
・全てが有るから、無である。
・私利私欲の有るではなく、公正無私の有るをいう。
・儒学の君子は、公正無私の有るを楽しみとする。
・どうすれば、無(君子)になれるのだろうか。
・忠恕、自らを誠にして、人を思いやる。
・連なり、先祖代々の立ち位置を深く理解する。
・父母を篤く孝行し、そも思いを周囲へ広げる。
・礼節を守り、民の規律規範となる。
・自らの悪を深く憎み、正しさを保つ。
・自らの天命を深く知り、志を貫き通す。
・君子とは善人だろうか、勿論善人である、しかしお人好しではなく、言葉が先走ることを恥とする、実践の人でなければならない。
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・無とは、方法論で、実践することにより実現を叶えれるものである。
・しかし、常人の為せる領域であるかは、沈黙を以て答ねばならない。
・かといって、常人に無は無理であるとの結論には至らない。
・何故なら、無(君子)への道は、学問の積み重ねで部分的に為すことが出来るからだ。
・学問の積み重ねとは何か、四書五経を読み解き、自らに省みて実践する、改めることによって、確実に無に近づくことになる。
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・有から無への道とは、有に苦しむ人間の思いに他ならない。
・思いが、その人となる、誠を抱けば、その人は誠となる、何れにしろ、人間を肯定せねばならない。
・そこに、圧倒的な人間の人間に対する信頼、可能性を感じるのだ。