覚え書き
足立らどみ

覚え書き
 

詩人もいつまでも
子供ではいられない
からといつても
ふさぎ込んでいる

わたしは成長が止まり
ともに過ごしたときは
あつたのかすらの忘却の作品

暑い夏にあの田舎のポストに
投函してみた

過去の夢は夢のなかでも
詩情のエーテルに満ち溢れていましたか

背中がゾクゾクして目が覚めたとき
時計はまだ真夜中を差ししめしてくれていて
二度寝できることに小さな感謝をして

もう一度、寝たのも
すべてはるか遠い昔の話しだつたつけ
 

すくすくと育つ我が子は母を見て父は背中でとらえてほしい  らどみ


自由詩 覚え書き Copyright 足立らどみ 2025-05-25 13:04:23
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