太陽の傘
朝焼彩茜色

日焼けが気になることに
違和感があるんだ

出し惜しみのない太陽の光
ただ輝きの役目をしている
ひとりひとり輝けるように
鑑として無言で真理を翳す

日焼けが気になる季節に
日傘をさして

出し惜しみのない太陽の愛を
胸いっぱい
身体いっぱい
細胞いっぱい

受け止めたい
受け止めたいんだ

両手を伸ばせば光が形になるような
魔法に期待していたんだ


自由詩 太陽の傘 Copyright 朝焼彩茜色 2025-05-24 17:29:03
notebook Home