めも
うし
震えた声で
覚えたての言葉を
バックを川にぶん投げて
くそくらえと
笑うように
目を閉じて
息をして
息のできる場所を探した頃のように
ここにいるよ
そういって
誰に聞こえなくてもいいから
受肉した足取りで
揮発する存在で
ふらつく足で
今少し踊ってみる
自由詩
めも
Copyright
うし
2025-05-23 20:43:29