詩人の淵
紅茶猫

綱引きの綱の両端を手繰っても
誰もいない
そんな正夢ばかりが繰り返される

世界の真ん中で
三角形の旗が揺れている
誰の目にも
触れるところで


自由詩 詩人の淵 Copyright 紅茶猫 2025-05-23 18:47:45
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