あなたへ
レタス

この空のもと
一輪の花が咲いている
それはあなたのようで
五月の風に揺れながら
美しい声で歌っていた

出逢ったことが不思議で
わたしは日々あなたの文字を追い
あなたは日々わたしを追いかけてくれる
出逢ってからどれくらい経ったのだろう

あなたに逢いたい
いや 逢わないでいようか
どうしよう
次第に想いが募ってくる
あなたのことをもっと知りたい
日々どうしているのか
何処にいるのか
どうしているのか
わたしはちっとも知らないでいる
ほんの少しだけの奇跡は夜になるとやって来る

珍しい出逢いは
不思議 不可思議 摩可不思議


自由詩 あなたへ Copyright レタス 2025-05-23 00:41:06
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