両性具有(アンドロギュヌス)の幻(ユメ)
栗栖真理亜
哀しみは心のうちに深く、深く、差し込んで
僕をきつく、きつく、締め付ける
ああ、このふがいなさ
手を伸ばしても届かない月明かり
まるで闇雲に隠れるように僕のもとから去った君
何もかもが戻ることのない終末(エピローグ)
両性具有(アンドロギュヌス)の幻(ユメ)は
僕の胸のうちで弾けて消えた
自由詩
両性具有(アンドロギュヌス)の幻(ユメ)
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栗栖真理亜
2025-04-25 21:57:46
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