Paper airplane
海
草臥れたぼくを折りたたんで
シャボン玉みたいに脆い
紙飛行機
ため息に乗せて飛ばしたんだ
きみのところに届いたら
開いてみて
きみの瞳に映る時だけ
ぼくは ぼくでいられるから
ふたりで ふーっと
息を吐いて 吸って
呼吸を合わせたら
また明日ねって笑えるんだ
自由詩
Paper airplane
Copyright
海
2025-04-19 19:07:33