run・run・run

愛犬チャボはトイプードル
散歩がてらランニング
朝の土手を思いきり走って行くよ
草の匂いを肺に入れて
ぼくはrun・run・run
チャボはちょこまかちょこまか
歩幅の違いを埋めて
並んで走るために
チャボの足は忙しい
ちょこまかちょこまか
run・run・run
チャボの耳がふわふわ揺れて
僕の足は軽くなって
この時間は宝物
run・run・run
一人と一匹ひとつになる


自由詩 run・run・run Copyright  2025-04-12 18:55:34
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