セバスチャン.コーはどこいった
洗貝新
曇る空を見上げれば、少し小降りになったようだ。
突然、雷雨に急かされるように外へ飛び出した。
全身の筋肉という筋肉
骨格という間接の隙間から湧き上がる汗だ。
あたまの先からつま先まで
濡れる
自虐行為と格闘したかったのだ。
走れ裸足のビキラよ
家の周囲約300メートル
壁の突きあたり
直角に折れた細い裏筋を廻る
吐く息が熱を帯びてくる
まだ筋肉の付いていないふくらはぎよ
弾けて飛べ
バッタの脚頸は挫けない
細い腕を目一杯前後に大きく振りながら
ぐるぐると何周も駆け抜けていく小雨の中を
、何故そうしなければならないのか
メロスは知らない
水滴が薄いシャツを伝い流れ落ちていく
蛙の蛙の雨蛙
その疾風に、
植木たちも葉を揺らし撓りはじめる
小枝を抜ければ歓声がわき起こり
誰かの声援が聞こえてくるようだ。
/
あれ? まだ雨は止まないようだね。
傘、持って来てないよ。下駄箱にある傘立ての、玄関口にも置いてないな。誰かに相乗りさせてもらおうかな。待つのも声をかけるのも面倒くさいし。学生服が濡れてしまうけど、まあ、いいか。家まで2キロと少し。全速力で駆け抜ければ、6分もあれば着くだろう。 ヨーイはいいかい?
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.★宇宙線を浴びてしまったんだね。
地上では放射能の雨に打たれて生き物たちがどんどん死んでいく
水爆とコマーシャル/プロセッサーの熱でオゾン層は壊滅状態だ。
アマリリスの銀河団
アメンボのプラズマ推進力
カタツムリのイオン電源制御
蛙のオタマジャクシオタマジャクシは蛙の子
イボがふえればイボ兄弟だな、なあんちゃって、
ギラリ… 暗闇からITがメを光らせてるぞ
(p,p)コホモロシ…シじゃねーよ
ボイジャーは走り続けるよ
どこまでも
:聞こえますか? 1177...
...愛ル、ビーバック!
ローソンは直進する....*