天使の梯子
板谷みきょう

1.
夜の闇を抜けて、光が差す場所へ
心の中で叫ぶ声が響く空へ
重い足取りで 階段を上るたび
見えない未来を掴む その手を伸ばして
泣いた日々、喜びも悲しみも、
すべてを越えて進むんだ
沈む古い船を見送ったあの日
希望の星を胸に抱いて
天使の梯子 登るように
一歩ずつ、確かに上がっていく
この世界の隙間で、迷わずに
希望へと続く道を歩こう
あの光が照らす未来へ
手を伸ばして、羽ばたいていこう

2.
街は騒がしく、願いはいつも遠く
冷たい風に 背を向けながら
はだしじゃ 足は痛むばかり
でも、止めないよ、続けなきゃ届かない
失くしたもの、失うことを恐れず
立ち上がるたび、強くなる
戦うことを忘れないで
心の中の灯を絶やさずに
天使の梯子 登るように
一歩ずつ、確かに上がっていく
この世界の隙間で、迷わずに
希望へと続く道を歩こう
あの光が照らす未来へ
手を伸ばして、羽ばたいていこう

3.
誰もが見上げた 空のむこうに
確かな愛と 希望が必ずあるはず
争いも、憎しみも、乗り越えたその先に
待っている誰もが 笑顔でいられるところ
天使の梯子 登るように
一歩ずつ、確かに上がっていく
この世界の隙間で、迷わずに
希望へと続く道を歩こう
あの光が照らす未来へ
手を伸ばして、羽ばたいていこう
志を高く 天使の梯子 登るように
希望に満ちた 約束のあの場所へ 
あの場所へ 行くんだ

※AISUNO作曲
https://suno.com/song/40bbed2b-f94a-44d0-8292-949fd8710439


自由詩 天使の梯子 Copyright 板谷みきょう 2025-03-22 16:24:21
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