「クレクレ星人の独り言 47」
ジム・プリマス

 クレクレ星人というのは、第二次安倍政権下で、コロナ時の、特別定額給付金の十万円給付の後に、その第二弾を望む人々を、揶揄する意味で作られたネット用語で、あの時の給付金の件がきっかけになって、自分が正しい貨幣観に気が付くことになった経緯を含めて、クレクレ星人こと私、ジム・プリマスの所感をまとめたエッセイという意味で名付けた。
 前にも書いたが、十万円給付を貰った頃は、経済のことについては、まったくの門外漢で、国の借金、国民一人当たり1000万超え、と言われて、正直、ビビっていたし、国債?なんじゃ、それという感じだった。
 十万円を貰って、そこそこ値の張る家電製品(何を買ったか良く覚えていない。)を二つくらい買って、その残りで、飲み食いをして散財して後で、もう一度、金、貰えないのかなと思って、なにげにYouTubeを検索して見たのが、すべての始まりだった。


散文(批評随筆小説等) 「クレクレ星人の独り言 47」 Copyright ジム・プリマス 2025-03-18 02:33:44
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