チューブが「お前が好きそうな曲があるから」的なノリで動画をオススメしてくるんですよ。
いつからか、ほんと痒いところに、手を伸ばしてきやがりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=UsRULwtBj7g
この曲なんですけど。視聴中、アイフォン片手に駅のホームでしばらくたちつくしてしまいました。
初期のperfume(クイックジャパンの表紙になってた頃あたり)と同じ成分を感じる。つまり、その、、J-POPの語法ではないところで、グッと胸に熱く訴えかけてくるものがある。
90年代前半に、イケイケの曲で猪突猛進に攻めまくって空元気を振り回すことで刹那的に病みを忘れさせてくれる「がんばろうカノン」系が大流行してましたよね。
「愛は勝つ」「どんなときも。」「それが大事」、小室ファミリー、ビーイング、m.c.A・T等々。
パッと同系統にも思えるこのブリリアントな楽曲「ジェットストリーム」ですけど、前者と比べて、野性味というか、なにか良い意味でキャッチ―じゃないところがある。
(ちなみにバンド、コマース的には鳴かず飛ばずだったみたいで、とうのむかしに解散してますね...)
perfumeも最初はゴリゴリに地下アイドルみたいですごく良かったんですけど
「ポリリズム」以降は、ビッキビキのハイファイサウンドに豹変して。3人とも、次第にプロの顔になっていった。
つまり「去勢」されてしまった。
チューブをパトロールしていると、才能がある奴は、けっこういるのです。
やっかいなのは「売れる」という点に関しては、また別次元の話になってしまう。売れるというのは、
才能とは全く異なるベクトルの力が、働いているようで。そういうのは偶然性の問題なのか?というと、そうでもない気がする。売れてる人は、売れてるなりに、なにか確信があるのでしょうけれど。