一月の雨

窓が泣き出した
ぼくはめげずに
外へ出て歩きだす
雨とみぞれが
傘の上でダンス
濡れた土の匂い
白い息
かじかむ掌
雪の予感
水たまり
を意識しながら
生きていることを
味わう


自由詩 一月の雨 Copyright  2025-03-08 18:48:08
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