言霊
こしごえ

ほほを伝う

つめたいのかあついのか
肌に、にじんでゆく
幻聴ではなく潮騒しおさいの。
いえ
ただの涙ですけれど…

守るものは魂
あんなことや
こんなことが
あったけれど
それも束の間

こんなにちかいのに
とけあえないなんて

永遠は
わたしをしばる
だろうか

無知故に言葉を欲する


自由詩 言霊 Copyright こしごえ 2005-05-26 14:34:21
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