人見知りの相克
アラガイs
黒いX
あの頃は青い鳥が飛んでいた
谷川俊太郎氏とイラストレーター氏のコラボ詩
…ああイラストの人の名前を忘れてしまった
返詩のように、勝手に送り付けていたときにも僕の言葉にはキレを感じていたといまでも思うのです。でも、
結局それは谷川俊太郎氏の言葉たちへの見返りで谷川氏の言葉の着せ替えのようなものにしか過ぎなかったのでしょうね。
もうひとりが空の井戸を覗き込むようにいまを枯渇しています。
僕は他人の詩を読むのが好きです。
それは皆さんと同じく刺激を受けてそれをもとにイメージに変える。
ただそうしたものが本当によかったのかどうか。
ひょっとしたらそのことで自分を失しているのではないかと。
そう考える度に
漠夜の底に沈む暗い大きな瞳が半開きのドアから見つめていました。
終わりからはじめる
恥骨に皮をのせるように
ミレドわかっていたのでした。
僕は人見知りではないくせに人見知りの振りをして相手をよく見ないようにしていた。
先入観や思い込みを持ち込むのは詩の解釈にもよくないことですよね。
第一印象で虫の好かない相手というものはアンテナに引っかかるものですが
それはそれで気づけばいいのです。
外面ばかりに気を囚われないで内臓を探ってやらうと距離を保てばいい。
じっくりと冷静に観察してやればいい。
そこまでできたなら、どんな人間でも無駄にはならないでしょう。
みつめるのはあなたで
想像の カテゴリーとしてきっと役に立つはず
さあ、見返りに鼻歌でも口にしてみようかな…。