※五行歌 五首「大きな一つの 命」
こしごえ

夏の
最終回の後に
秋が始まる
あいまいな最終回に
さびしみと歌う



さびしさの
突端に
幸せの家を建てる
歌は
すこし手をふる



月の鏡に
思いを
映すと
冴える
月光



青く青い
青空に
白く白い
入道雲。
ひとり立ち尽くす私



今は
回り回って
全てとつながっている
大きな一つの


自由詩 ※五行歌 五首「大きな一つの 命」 Copyright こしごえ 2024-08-11 17:27:02
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