五行歌、この夜陰 雨の涼やかに
ひだかたけし

間断なく降り続く
夜陰の梅雨 、

ふとカーテン開け気付き観れば

進み続ける時の刻印帯びながら 光る水溜り
輪を広げ時を銀に穿ち裂く、なんと涼やかに


自由詩 五行歌、この夜陰 雨の涼やかに Copyright ひだかたけし 2024-07-12 21:52:33
notebook Home