独り言5.13
zenyama太郎

○「十界」
人間は自分が最高の生き物だ
という思い上がりがある
地獄 餓鬼 畜生 修羅 人 天人 声聞 縁覚 菩薩 如来
われわれはまだ中間点なのだ

○「交通事故」
ハンドルを握るということは
人を殺してしまう可能性があるということ
その自覚を持たなければいけない

○「年寄り」
年寄りはセンサーからやられる
だから暑さ寒さがわからなくなる
別に我慢しているわけではない

○「生きる」
一度しかない人生
いつ逝くかわからない人生
人の顔色など気にしておれない

○「本質」
今の情報化時代は
さまざまな情報が多くて
ほんとうに大事なことが見えにくくなっている

○「新庁舎建設」
人口二万の過疎化の進む市で
八十億もかけた新庁舎建設が進んでいる
老夫婦が豪邸をつくるようなものだ

○「好日」
体調よし
天気よし
女房の機嫌よし
今日も好日なり

○「観光客」
観光客は
地元の人が知らないことまで知っている
観光客は
地元の人が行かないところまで行く


自由詩 独り言5.13 Copyright zenyama太郎 2024-05-13 10:42:42
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