上司
一般詩人-

詩か

これは詩か

なら

詩離滅裂で

業務文章なら屑籠に送られる代物だが

詩ならこれで

自由だ

誰からも縛られたくなくなったとき

舞い戻る場所がある

それが詩だ

なにも書きたくなくなったとき

仕事が嫌になったとき

生きることが厭になったとき

最後に掴む藁が詩だ

何も考えなくて

高尚なことも考えなくて

思ったことを綴れば

下手な詩などない

上手な詩などない

詩は詩でしかない

それでいいんだ





















自由詩 上司 Copyright 一般詩人- 2024-05-06 01:20:27
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