天下にはにかんで(回文)
水宮うみ

天下、海栗、海月、楽に浮かんで。
てんかうにくらげ らくにうかんで


啖呵、神々が噛んだ。
たんか かみがみがかんだ


たった一人きり、はい、チーズ。一位張り切り飛び立った。
たったひとりきり はいちいず いちいはりきりとびたった


黄泉その向こうを追う子、無、望みよ。
よみそのむこうおおうこ む のぞみよ


夢の中の誰? 鏡が磨かれたのかな。呑め、湯。
ゆめのなかのだれ かがみがみがかれたのかな のめ ゆ


一人きり、笑顔でおかえり。霧と灯。
ひとりきりえがおでおかえりきりとひ


自由詩 天下にはにかんで(回文) Copyright 水宮うみ 2024-05-01 16:15:29
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