あの時なんであんなに死んでしまいたかったのか
ピッピ



五円玉天に向かって打ち放ち裏なら弾が一個なくなる


「死んだ時合図をしてよ」
「じゃあ雨を降らすね」
君のような水無月



真夜中においでバルハラひとりだけ殺したいひとをえらんでもいい

最初から切り落とせない手首ならボディーソープで何度も磨く

刃物しか入っていない抽斗の鍵を握って眠りにつける

さっきから後ろを尾いてる歩行者が通り魔だったらいいな、それとも





まだ誰も死んでないからまだ僕も死なないことにした日曜日


短歌 あの時なんであんなに死んでしまいたかったのか Copyright ピッピ 2005-05-19 02:40:37
notebook Home