パラダイムシフト
あらい


寄せ集めの豊穣を辞退する
予定時刻/予後不良だ


   (ことだけではないと)
 
あなたは 待ち続けている
 ホームで、
 さみしげな空を見上げており
  巻いたものを
  織いてゆく
 いなくなってからも
欲求が雨白から肩に触れた感触
 鳥居のトンネルで
  乗客が
  門番が
頭部を失っている

餐む世にはありそうだ
 美しいだけだったものに
  違いない材料で

存在を知ったときには
かのような音楽を聞きながら
採用した形がこもっている外へ


風化したのではない

大好きな色合いが固定される
 
   (歪んだ 明日は ない)

ただ迷ったり同化した域を

燃やせ と わかった


例えば多量の鹿の 海岸沿いの この家が
連鎖反応が。
持ち帰り
視線を感じて 群れと結びつける
 塞がって 
 立っていた
 少年の 
 タマシイの、
落書きされた これら崩れ方を
眺める空気感に模写している
ばかにするように白い壁に幻覚作用に
天空から朝焼けが来られる
 架かる 
 駆け下りる
無邪気な点を降り出してくるのか
 
雨は また 深まるの
一本一本寒さを音を

   (すいとられる)



まるっとしたバターコーヒーを

途方もない 皺のない湖面に

切に 「いらっしゃいませ~」



自由詩 パラダイムシフト Copyright あらい 2023-12-14 08:42:46
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