嘆いて崩して壊して
泣きついても
返らない

巻き戻せやしない過去
記憶のネジ回せば
思い出しはするけど

なんの慰めにもならなくて
枕につっぷして
泣きながら眠った

だってどっかでくたばったって
みんな知らんぷりして
通っていく

都会って　そういうとこ
自分たちのことで　せいいっぱい
まわりにまで　気がまわらない

それを　人じゃないと言っちゃ
おしまいさ

みんな　そうなっていくの
生きるのに　必死で
厳しいから　そんなの普通よって
風が囁いていく