私の体調とアメリカについて
番田 

昔のことを思い出しながらアメリカの経済についてを考えていた。最近のアメリカは不景気なのだという。確かに、株のチャートを見るかぎり2022年は目立った成長はない。2023年はどうなるのかということを考えると、その初動の動きを見る限りは以前までのような復活を期待するのは微妙だった。アップル社やその他アメリカが資本とする会社の製品は、街に出ても、数こそあれど、飽和状態であることは否めない。ただ、持っているものが古くなれば、買わざるをえなくなるのだろうけれど。僕は、それは日本の家電にしてもそうであると言えると思うのだ。僕は、しかしデジタル製品の方が買い替えのサイクルは早いということも言えるとも思うのだ。それのほうが、家電に比べると、商品の開発のスピードが早いからだ。多くは、基盤の開発だが、確かに、アップルは今でも、処理スピードの早い新しいプロセッサのパソコンを安価で生み出し続けている。それに対して、マイクロソフトの存在は影を薄くさせられている。僕は日本の家電や自動車もそれらが機械と呼べるものである以上はデジタル製品に対して優位性を持つことはできないような気にさせられる。株を読むということはそういったことを考えることに他ならないような気がする。


グーグルをはじめとしたウェブサービスは今後どうなるのだろうか。クラウドによって一気に理想の実現を叶えたかのような展開は、最近は、出し尽くされたような感はある。それらの利便性とスピードが上がりきったことで、今度は、人間がそれに追いつこうとしているように感じられるほどである。振り返ると、ただ、情報やパソコンをアナログな道具のように使い回すことは、今でもまだ、難しい。音楽を再生すればそこにはノイズが乗り、アクセスが殺到すれば、サーバーもダウンする。そのようなことを考えていたけれど、昨日の夜は体の調子が非常に悪かった。春先は必ずこうなるのだ。でも、誰かに言ったところで、意味はなかったのだが。


散文(批評随筆小説等) 私の体調とアメリカについて Copyright 番田  2023-04-05 00:43:42
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