夏子の熱
坂本瞳子

夏子は待ち遠しい
照りつける太陽が
寄せては返す小波が
小麦色の肌に
素足で歩く砂浜
麦わら帽子を被って
いちごミルクのかき氷
蝉の鳴き声が響く
忘れたい暑さは
誰のせい


自由詩 夏子の熱 Copyright 坂本瞳子 2023-03-20 23:17:52
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