今日一日という海原を
ひだかたけし

厳しくひとり、立って生き
優しくひらき、繋がり生き

この紺碧の空の下、

移り変わる形象に
不安定な心、歯軋りし
突っ張る肉、イラついて
活魚飛び跳ねる浜辺にて
みなぎる命の香を嗅いで
心躍らした時、想う

光溢れるこの時も
明日に雨降り、陰る時
移り変わる形象を
貫くもの、探して探って

厳しくひとり、立って生き
優しくひらき、繋がり生き

今日一日という海原を、

双方の次元に開かれて

努め楽しみ耐えて参ります。





自由詩 今日一日という海原を Copyright ひだかたけし 2022-11-25 11:24:20
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