境界
ひだかたけし

風の強く吹く未明、

時の窪みに座り身を沈め

深い深い森から射す光、

無力感と空虚を抱えながら
ひたすらに集中し待ち続けて

展開される大地の宏大なパノラマ、

遠く遥かに凝視する。







自由詩 境界 Copyright ひだかたけし 2022-11-13 11:20:17
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