雨あがり
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雨があがると見つかる落ち葉は
いまにも崩れそうで
そらの葉脈を
懐かしく見上げる
古墳の町で食べたたこ焼きが
まるくなる瞬間
わたしの壊れずにいる肺もいつか
ことばを持たないもの達にふれる
やわらかさやまぶしさ
つかの間の忘我をくぐり
道ばたの泡に
閉ざされた空間
帰りながらうたう
ただいまと
おはようが
挨拶で好き
雨があがるとひとり
それでも青は傘と繋がる
遠ざかる雲の下で話してくれた
ちらばるビニールのこと
名もない波にのまれ
ひろがる雨だれ
自由詩
雨あがり
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soft_machine
2022-09-06 18:55:39
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