独り言7.29
ホカチャン

○「ワイフの外出」
「ねえ、お尻見えない?」
「だれもお前のお尻なんか見ないよ」
「ねえ、眉毛左右同じ?」
「だれもお前の眉なんか気にしないよ」
「ねえ、これハデかなあ!」
「色は関係ないよ」

○「不平不満」
不平不満の種は
自分の中にある

○「ワイフの言葉」
「入院するならあそこにしてくれない」
「どうして?」
「バスの便がいいから」
ワイフは時々恐ろしいことをいう

○「問いそのもの」
問いそのものがまちがっている場合がある
問いそのものからまず考えてみることも
大事である

○「指導者」
下手な指導者ほど
難しいことをいう

○「人間関係」
利害がからんでくると
人間関係ががらりと変わる場合が少なくない

○「世の中」
世の中は
いい悪いよりも
利害関係で動いている

○「トイレ考」
毎日使うトイレなのに
どうして
家の端っこで
人がやっと入れるぐらいの狭さなのだろう

○「こわい言葉」
口からぽんぽん出る
言葉ほどこわいものはない

○「早めの避難というけれど」
早めの避難というけれど
いうだけなら
だれでもできる

早めの避難というけれど
呼びかけている人たちも
避難しない

早めの避難というけれど
避難先も安全じゃない

早めの避難というけれど
愛犬愛猫はつれていけない

早めの避難というけれど
コロナも熱中症も
心配だ

早めの避難というけれど
体の不自由な年よりは
すぐには動けない




自由詩 独り言7.29 Copyright ホカチャン 2022-07-29 07:23:47
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